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「日本人宇宙飛行士、安全確認して搭乗」 ソユーズ失敗でJAXA理事長

11日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた宇宙船ソユーズ。エンジンに異常が発生し、宇宙飛行士2人は緊急脱出した(タス=共同)
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 国際宇宙ステーション(ISS)に飛行士を運ぶロシアのソユーズロケットが11日、打ち上げに失敗したことについて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長は12日の会見で「大きな方針が揺らぐことはない」と述べ、今後も日本人飛行士が搭乗する可能性を示した。

 JAXAによると、事故についてロシア側から正式な説明はまだないという。山川氏は「ロシアにより原因究明がなされる。状況を正確に把握し、各国と密接に連携したい」とした。

 ロシアの有人宇宙技術について山川氏は「一般的には非常に高い信頼性を持っている。これまで蓄積した経験は素晴らしい。信頼しているというのが私の個人的な考えだ」と説明した。

 その上で「JAXAとして安全性を確認した上で日本人が搭乗する。今回のことで大きな方針が揺らぐことはない」とした。

 ISSでは12月中旬までの予定で米露欧の3人の飛行士が滞在中。今回の失敗で2人の飛行士が到着できなくなったことを受け、実験や係留中の物資補給機「こうのとり」の離脱などの計画を再検討するという。

 ロシアは原因が究明されるまで、ソユーズの打ち上げを停止するとしている。ISSに飛行士を運ぶ有人ロケットは現状ではソユーズだけで、滞在中の3人の帰還後はISSが無人になる恐れもある。

 ISSでは一定期間の無人化も想定されており、軌道の維持や実験試料の保管が可能という。ただ実験や船外活動、故障した設備や機器の修理などはできず、長期化するとISS計画への重大な影響が生じる。

 山川氏は「まだ確としたことはいえないが、ソユーズは非常に実績があるので、早期の原因究明と対策がなされるだろう」と述べ、打ち上げ停止は長期化しないとの見方を示した。

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