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「明治日本が見た世界」展 壁画で紐解く近代開国史 東京・聖徳記念絵画館

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 幕末・明治の日本人が、どのように世界との関係を結び、近代化を進めていったのか。近代画壇の巨匠たちが手がけた巨大壁画は雄弁に物語る。明治維新150年を記念した特別展「明治日本が見た世界」(明治神宮主催、産経新聞社後援)が東京都新宿区の明治神宮外苑「聖徳(せいとく)記念絵画館」で開かれている。(磨井慎吾)

                   

 同絵画館は大正15(1926)年、明治天皇とその皇后である昭憲皇太后の事跡を長く後世に伝えるために建設。嘉永5(1852)年の明治天皇生誕から始まり、大政奉還や戊辰戦争など維新期の動乱、憲法発布や帝国議会開設など国家制度の近代化、そして日清日露の戦役を経て大正元年の大葬で終わる幕末明治期の歴史的場面が、壁に設置された縦約3メートル、横約2・7メートルの巨大絵画(壁画)80点で年代順に示されている。

 壁画は伝統文化の保持と西洋化の両立を目指した明治という時代を象徴するかのように、日本画と洋画各40点ずつで描かれ、日本画では前田青邨(せいそん)や鏑木(かぶらき)清方(きよかた)、洋画では石井柏亭(はくてい)や藤島武二ら当時の一流画家76人が腕を競った。今回の特別展では、この壁画に描かれた歴史的人物と描いた画家の双方に着目し、急速な近代化を支えたお雇い外国人や明治人の留学体験など「日本と世界」という観点から、壁画の傍らに約90点の関係資料を添えて読み解いていく。

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