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【河谷隆司の侍イングリッシュ】これでいこう! Good enough!

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 あるIT企業の日本人社長が、東南アジアで現地責任者を長いこと務め、帰国することになりました。

 帰国の直前、夕食の席で、彼は遠くを見ながらこう言いました。「現地社員は本当によくやってくれた。ただ85%くらいで『これでいい』と努力をやめてしまう。どうすれば85%以上を目指してくれるのか、まだ分かりません」

 「これでいい」はgood enough。「結果は十分なものだ」(The result is good enough)などといいます。でも社長にはnot good enough(不十分)だったのです。

 何をもってenough(十分)とするかは、仕事観や顧客ニーズの違いがあって難しいのですが、日本のもの作りやサービスの文化はできる限り完璧を目指すため、85%では“中途半端”の印象がぬぐえなかったようです。

 一方、急成長した米交流サイト大手「フェイスブック」社内の壁にはこんな有名な言葉が書かれています。Done is better than perfect.(完璧を目指すよりまず終わらせろ)。この考えも、創造と破壊の時代の趨勢(すうせい)といえそうです。実際に「完璧さの追求はコスト高」「完璧でも客が買いたいと思わない製品は意味がない」という声をよく耳にします。

 ここまでできれば良しとする“good enough”精神。まさにスピードやコストと、日本企業の品質追求の職人芸(craftsmanship)の板挟みです。

 さて、冒頭の「どうすれば85%以上を目指してくれるか?」。答えが気になります。筆者がアジア10カ国以上の現地人管理者に取材したところ、最多は「bossが部下の友人(friend)になること」だったことを添えておきます。See you next time!(異文化マネジメント・コンサルタント)

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