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里親家庭、子供たちが傷つかないために 学校での留意点は?

学校で里親家庭が困る場面とその対応策
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 10月は里親月間。里親は、虐待や親の病気、死別などで実親と暮らせない子供を預かり、「もう一人の親」となって家庭で養育する。つらい経験で心に傷を負った子供も少なくないため、繊細な配慮が求められる一方で、里親養育ならではの悩みや困り事への理解不足から、子供たちが傷つくこともあるという。子供が普段、長い時間を過ごす学校では、どんな点に留意すればいいのか。(津川綾子)

                   

 首都圏の50代の主婦、かおりさんは先日、里親となり育てている小学校低学年のひまりちゃん=仮名=が体調不良で学校を休んだ際、連絡帳の受け渡しで戸惑った。

 休む際は、連絡帳を他の児童に託して学校とやりとりするのが通例。かおりさんは普段から連絡帳に里親養育のことを書かないように留意していたが、それでも偶然、里親養育に関することが書かれていた。

 「不意に連絡帳の中身が誰かに見えてしまうこともあるかもしれないと思うと、心配になった」とかおりさんは話す。

 名前の由来で戸惑う里親も

 里親家庭で育つ子供は、実の姓ではなく里親の姓(通称)を使うことがあったり、医療機関では児童相談所発行の受診券を提示しなければならないなど、個人情報面で一般の子供と異なる事情を抱えている。また、幼少期の複雑な生い立ちで、心に傷を負っている場合もある。そのため里親家庭だけでなく、子供たちが一日の大半を過ごす学校でも、さまざまな配慮が必要になる。

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