PR

ライフ ライフ

液体ミルク、被災地で活用されず 求められるきめ細かい対応

フィンランドの駐日大使から送られた液体ミルクを飲む園児。熊本地震で活用された=平成28年、熊本県西原村の阿蘇こうのとり保育園(柿原博文撮影)
Messenger

 今夏、日本での販売が解禁された乳児用の液体ミルク。東京都は災害被災地に支援物資として送っているが、多くが活用されずに保管されたままになっている。なじみのない商品だけに、安全面などで不安に思う保護者もいるようだ。使い方の丁寧な説明など、活用にはきめ細かい対応が求められる。(平沢裕子)

 高い利便性

 液体ミルクは、母乳に成分が近く、乳児に必要な栄養素を加えた液体状の乳製品。粉ミルクのようにお湯で溶く必要がないため、利便性が高い。これまで国内での販売ができなかったが、熊本地震で海外から提供されるなどしたことで注目され、厚生労働省は8月に省令を改正、販売が解禁された。ただ、国内メーカーの商品はまだないため、一般的にはほとんど流通していない。

 東京都の小池百合子知事は「液体ミルクの普及」を公約に掲げていたこともあり、都は普及に尽力。これまでに西日本豪雨の被災地である岡山県倉敷市と愛媛県、地震被災地の北海道の3自治体に提供した。いずれも災害発生時に緊急調達する協定を結んだ流通大手イオンがフィンランドから調達して届けた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ