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【書評】『山怪(さんかい)参 山人が語る不思議な話』田中康弘著

『山怪(さんかい)参山人が語る不思議な話』田中康弘著
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 “現代版遠野物語”としてベストセラーとなった「山怪」「山怪 弐」(累計14万部)に続く怪異集の第3弾。著者が全国各地を訪ね歩き、山で働き暮らす人々から直接聞いた話をまとめている。

 誰もいないはずの山に響く伐木音、丸太のような大蛇、地域によって色や大きさに差がみられ、時に音も発する火の玉、神隠し…。

 山形のベテランマタギは三つまたに幹が分かれた木は絶対に切らないという。「神様が宿っている木だから」。山への畏怖と敬意。科学技術が発展した現代においてなお、山には怪異があるとうれしくなる優れて民俗学的なシリーズだ。(山と渓谷社・1200円+税)

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