PR

ライフ ライフ

「築地に感謝したい」築地市場協会のトップ伊藤会長 苦悩も明かす

築地市場の営業最終日にあたって取材に応じる伊藤裕康一般社団法人築地市場協会会長=6日午前、東京都中央区の築地市場(納冨康撮影)
Messenger

 日本一の魚河岸(うおがし)として栄えた築地市場(中央区)が営業終了日を迎えた6日、主要業界団体のトップで構成する築地市場協会の伊藤裕康会長は、報道陣の取材に「市場として盛衰はあったが、83年間無事に営業を続けてこられたことを大変ありがたく、うれしく思う」と振り返り、「築地に感謝したい」と語った。

 「みんなと手を組みながら、時には論争もしたし、けんかも、取っ組み合いもしたが、今は無事に市場としての幕を閉じられることに胸がいっぱいだ」

 自らも20代から約60年間働いた築地市場について伊藤氏はこう述べ、豊洲市場(江東区)への引っ越しについては「事故なく、大量の移動が計画通りに進むよう祈る気持ちだ」と続けた。

 移転をめぐって小池百合子知事と対峙(たいじ)し、豊洲市場開場にあたっては、知事自ら安全宣言するよう求めたこともある伊藤氏。移転が当初の予定から約2年遅れたことを問われると、「果たしてどうなることかと気をもむばかりで、日程もしっかり定まらずみんな目標を失っていた。大変長いものだった」と、苦悩したことを明かした。

 ただ、この間も同じ施設を使う予定の関係者が定期的に集まって意見を交換し、客への対応方法などを話し合ってきたという。「豊洲を栄える市場につくり上げるため、利用者が少しでも満足するように、われわれは気持ちを一つにして全力で働きたい」と力を込めた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ