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ノーベル化学賞に米英研究者3氏 薬品などの製造技術開発で

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ノーベル化学賞受賞が発表された(左から)米カリフォルニア工科大のフランシス・アーノルド教授、米ミズーリ大のジョージ・スミス博士、英医学研究会議のグレゴリー・ウインター博士=3日、ストックホルム(AP)
ノーベル化学賞受賞が発表された(左から)米カリフォルニア工科大のフランシス・アーノルド教授、米ミズーリ大のジョージ・スミス博士、英医学研究会議のグレゴリー・ウインター博士=3日、ストックホルム(AP)

 【ロンドン=岡部伸】スウェーデン王立科学アカデミーは3日、2018年のノーベル化学賞を、遺伝子組み換えの分野で画期的な進歩をもたらしたとして、米カリフォルニア工科大のフランシス・アーノルド教授(62)、米ミズーリ大のジョージ・スミス名誉教授、英医学研究会議のグレゴリー・ウインター博士(67)に授与すると発表した。

 アーノルド氏は1993年、生物の体内で化学反応が起きる際に触媒の役割を果たすタンパク質の酵素を初めて特定した。その後も新たな酵素を次々と発見している。

 スミス氏は化学反応の際のタンパク質間の相互作用を検出するのに優れた「ファージ・ディスプレイ」という手法を開発した。

 この手法で、ウインター氏は遺伝子組み換えによる抗体製剤「アダリムマブ」を作成。2002年に米国で承認され、関節リウマチやクローン病などの治療に使われている。

 同アカデミーは「3氏の研究はバイオ燃料の開発などにも活用され、将来にわたり人類への多大な貢献が期待される」と評価した。

 授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金900万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)はアーノルド氏に半分、残り2氏に4分の1ずつ贈られる。

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