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【明治の50冊】(30)新渡戸稲造『武士道』「日本人とは」に答え続けて

明治33年、米国版が出版された直後に日本で刊行された裳華房版(新渡戸記念館提供)
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 「太平洋の架け橋とならん」と、米国のジョンズ・ホプキンズ大学に私費留学し、経済、農政、法律、英文学など幅広く学んでいた新渡戸稲造は1887(明治20)年、明治政府より札幌農学校助教授に任じられると同時にドイツ留学を命じられる。『武士道』はドイツで親交を結んだベルギー人法学者との会話から生まれた。

 ある日のこと、「宗教教育のない日本では、どうやって道徳を授けるのか」と問われた新渡戸はひどくとまどう。そして何が自分の善悪の観念のもとになったかを振り返ってみる。そこで浮かび上がってきたのが武士道だった。

 その会話から約10年後の1899年、米国フィラデルフィアの出版社から英語で著した『武士道』(原題は「BUSHIDO The Soul of Japan」)を出版する。

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