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ネットで話題の“アフロ地蔵”は「地蔵」ではありません!秋の金戒光明寺、伊藤若冲作「群鶏図押絵貼屏風」を特別公開

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 数年前からインターネット上で「アフロ仏像」「アフロ地蔵」などと話題になっている仏像があるのをご存じだろうか。この仏像、正式には「五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)」といい、奈良・東大寺など全国でも16体ほどしかみられず、その多くが特別開帳などでしかお目にかかることができないため貴重な阿弥陀仏だ。しかし、京都市左京区にある浄土宗大本山・金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)ではその阿弥陀仏を間近に見ることができるとあって人気スポットになっている。

アフロヘアに見間違えてしまうほど大きな髪型から、ネットでは「アフロ仏像」「アフロ地蔵」と話題の五劫思惟阿弥陀仏
アフロヘアに見間違えてしまうほど大きな髪型から、ネットでは「アフロ仏像」「アフロ地蔵」と話題の五劫思惟阿弥陀仏

 そもそもアフロヘアに見間違えてしまうほど大きな髪型が特徴の阿弥陀仏だが、『無量寿経』によれば、その頭髪は「阿弥陀仏が法蔵菩薩の時、もろもろの衆生を救わんと五劫という長い間、思惟をこらし修行をされた結果、髪の毛が伸びて渦高く螺髪(らほつ)を積み重ねた頭となられた様子を表した」と伝えられており、仏さまはらせん状になっている特有の頭髪だが、この阿弥陀仏は気が遠くなるほどの長い時間、浄土へ思いはからった修行の結果、さらに髪の毛が伸び、渦高く積み重ねた頭髪=螺髪になったというのだ。

 同寺の阿弥陀仏は石で彫刻された石仏で特に珍しいといい、江戸時代中頃に制作されたものだという。同寺ではお土産として五劫思惟阿弥陀仏デザインの袋に入ったカラフルな金平糖なども販売しているが、執事の橋本周現さんは「『アフロ地蔵』などとネットでは言われていますが、阿弥陀さまです。お間違えのないように」と人気の裏で「仏像」「地蔵」との勘違いに複雑な胸の内を明かす。

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