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【ゆうゆうLife】虐待児の長期入院、28年度に63人 治療終えても行き場なし

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 親などから虐待を受けて、医療機関に一時保護された子供が、治療を終えた後も行き場がなく退院できないケースが平成28年度、63人に上っていたことが厚生労働省の調査で分かった。虐待の後遺症で障害が残るなどし、児童養護施設などでの受け入れが難しくなるためだ。子供の育成の観点から問題があるだけでなく、交通事故などで救急搬送されてくる子供のベッドの空きがなくなる問題も生じている。(佐藤好美)

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 虐待を受けた子供の不必要な長期入院は、子供の健全育成に好ましくないとの指摘があり、厚労省が全国の児童相談所を通して初めて調査した。

 それによると、医療機関に一時保護された子供は平成28年度に564人。うち、入院が1カ月以上にわたったのは195人。そのうち32・3%にあたる63人が、医師が治療が必要と考える期間を超えて入院し、1年以上の長期入院になった子供も3人いた。

 「一時保護」は、虐待で子供の命に危険がある場合などに、児童相談所などが行う。親から離して「一時保護所」で保護したり、乳児院や児童養護施設に一時保護を委託する。子供が虐待の後遺症などで重度障害を負っていたり、医療サービスが必要だったりすると、医療機関に委託することもある。

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