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【佐藤綾子のパフォーマンス講座(38)】テニスプレーヤー、大坂なおみ選手の巻 20歳で世界から好かれる条件とは

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 セリーナは途中で主審に向かい、大きな口を開け、「ポインティング」という右手人さし指を突き出した動作をし、「私からポイントを盗むなんて」と言わんばかりに「この泥棒!」と叫びました。しかも思い通りのプレーができない不満から、ラケットを地面に投げつけて折り曲げてしまった…。こんな大荒れの選手を前にして冷静にプレーできる大坂選手が、まだ20歳とはとても思えません。

 優勝後のインタビューも見事でした。「やったぜ」とか「すごい」とか、例えば同じ日に男子シングルスで優勝したノバク・ジョコビッチ(セルビア)がコートに大の字になって喜びを爆発させたのとは対照的に、大坂選手が真っ先に口に出した言葉は「こんな結果になってごめんなさい」。まったく思いがけない言葉に、ブーイングを飛ばしていた聴衆はノックアウトさせられました。

 何と謙虚。これが20歳の口から出る言葉かと仰天したものです。

 セリーナは最後に大坂選手を抱き寄せました。大坂選手は鼻をすすりながら思わず涙顔になり、なぜかと聞かれると「ずっとセリーナに憧れていたから」「私の好きなセリーナには変わりない」と言ったのです。しかも、セリーナの大荒れについて聞かれたときの答えは「コートで何が起きたか私は知らない」。

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