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「大きなハードル越えた」「地表の景色見たい」 はやぶさ2チーム、小型ロボット投下で会見

小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星に小型ロボット(MINERVA-II1)を地表に投下したことを受け、会見前に状況説明する久保田孝(宇宙科学研究所 研究総主幹)=21日午後、相模原市中央区(宮川浩和撮影)
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 「大きなハードルを越えた」。探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に向けて小型ロボットを投下した21日、管制室がある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパスでは、チーム関係者が会見し心境を語った。

 はやぶさ2は同日午後1時6分に小型ロボットを予定通り分離。チームを統括する津田雄一プロジェクトマネージャが同35分、管制室で分離を宣言すると、メンバーから大きな拍手がわき起こった。

 ロボットが無事に着地したかどうかは分かっていないが、機体は太陽電池で発電しており、投下後に電圧が急激に低下した。久保田孝教授は「地表で夜を迎えたためと考えると、つじつまが合う」と着地成功に期待を示した。

 ロボットはカメラを搭載しており、津田氏は「地表の景色が見たい」と興奮気味に語った。

 はやぶさ2は来月下旬以降、地表と地下の物質採取を計3回計画している。今月21日にはロボット投下のため、地表にこれまでで最も近い約50メートルまで接近した。津田氏は「すれすれまで降下したことは、最大の目標である物質採取に向けた自信になった。技術的に大きなハードルを越えた」と話した。

 来月3日にはドイツとフランスが共同開発した小型ロボットを投下する。津田氏は「未知の場所で活動することが探査の難しいところであり、面白いところでもある。われわれが考えてきたことを信じて臨む」と気を引き締めた。

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