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川崎市が風疹拡大に警鐘「予防接種を」 胎児に重大影響も

風疹予防の大切さを訴える川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長=川崎市役所
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 首都圏での風疹患者急増を受けて、川崎市健康安全研究所が感染拡大に警鐘を鳴らしている。岡部信彦所長は「風疹は重症化しにくく、軽視されがちだが、妊婦に感染させてしまうと、重大な結果をもたらすこともある。人ごとと思わず、予防を怠らないでほしい」と呼びかけている。

 風疹は7月下旬以降、千葉県を中心に首都圏で感染が拡大。神奈川県でも患者の増加が目立ち始めた。同県内の9月16日までの年間患者報告数は68人。政令市では、横浜市33人▽川崎市22人▽相模原市2人-で、11人が政令市以外の自治体。性別・年代別では、30~50代の男性が計43人で、患者全体に占める割合が高い。

軽視されがち

 神奈川県保健福祉局や同県衛生研究所などによると、「7月30日の週から報告が増え始め、8月20日の週から2桁が続いている。終息はまだ見えず、さらなる拡大もあり得る」という。

 風疹は発症すると、背中や顔など全身に赤い発疹が現れ、発熱する。麻疹(はしか)が39度程度まで発熱するのに対して、風疹は38度程度と比較的低く、「三日麻疹」という別称が示す通り、数日程度で症状は治まる。重症化例も少ないことから、「軽視されがち」(岡部氏)だという。

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