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東京芸大で「台湾写真表現の今」 個性を競う8人

楊欽盛「建東街、東區、台南市」 2012年
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 台湾の写真家の現在を伝える作品を展示した「台湾写真表現の今」が、東京・上野の東京芸術大学大学美術館陳列館で開かれている。

 8人の写真家を紹介。農機具を収める建物という田んぼの中に出現するきらびやかな建物を映した作品や、自らの身体を生け花の器として植物と合体させた意表を突く作品など個性を競う。とりわけ1973年生まれの楊欽盛の作品は興味深い。都市開発で町が拡大し、道路が拡張されて起こる建物の解体。作者は壊される途中を写した。写真に現れているのは家の断面。建物を支えた骨組みが「田」の字の形として残る姿。台湾では「田」は富を意味する字だという。暴力的に破壊してしまった家から見えてくるものとはいったい何か。固有の文化を持つ目で捉えた現実の世界が見えてくる。

 29日まで、会期中無休、無料。問い合わせは(電)東京芸大美術学部先端芸術表現科(電)050・5525・2591。

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