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【学ナビ】ドローンが開く未来の可能性 プログラミング教育や農作業への活用

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ドローンを使った教育現場の取り組みを紹介するORSOの坂本義親社長=8月3日、東京都千代田区のPwCエクスペリエンスセンター(道丸摩耶撮影)
ドローンを使った教育現場の取り組みを紹介するORSOの坂本義親社長=8月3日、東京都千代田区のPwCエクスペリエンスセンター(道丸摩耶撮影)

 ドローンの可能性を語り合う「第9回ドローントークPIT」が8月3日、東京都千代田区のPwCエクスペリエンスセンターで開催された。テーマは『ドローン×manavi ドローンを学ぶ、ドローンで学ぶ、ドローンから学ぶ』。ドローンとの出合いがもたらした夢の実現やプログラミング教育への活用など、学びをキーワードに多様な魅力が紹介された。社会への定着を目指し、試行錯誤を重ねるドローン業界。未来を見据えた“学びと挑戦”が注目されている。(宮田奈津子)

 ◆多様な魅力を紹介

 トークPITは、前半のゲストステージと後半の交流会の2部構成で行われた。前半のプレトークでは、ドローン輸入販売会社のイメージガールを務めた経験のある歌手、Saasha(サーシャ)さんとドローンによる地域活性化に取り組む福島県田村市産業部商工課の鈴木琴音さんが“ドローンから学んだこと”を語った。

 Saashaさんは、歌手活動がうまくいかず悩んでいたとき、まちで見かけたドローンが転機になったという。「技術の進化や空飛ぶ姿を見て、ワクワクする気持ちや変化していく大切さを思い出した」と振り返った。昨年11月、夢への飛躍をつづった曲『fly』を収録したデビューミニアルバムをリリース。スクリーン映像で同曲を披露すると、ドローンイメージと重なる歌詞が会場を魅了した。

 一方、田村市の鈴木さんは今年3月、“ドローン担当”に任命された。「ドローンを通じて、地域の誇りを学んだ。ドローンといえば田村市-と言ってもらえるよう盛り上げたい」と意気込みを語った。

 同市では高校生がドローンによる映像撮影を学び、イベント空撮などで活躍している。また、高さ約8メートルにも成長するビールの主原料・ホップの収穫タイミングを上空から確認するために活用するなど、ユニークな取り組みも行われている。

 ◆論理的思考と創造性

 文部科学省は平成32年から、情報技術革新に対応する人材育成を目指し、小学校でのプログラミング教育を必修化する。ドローンは今、プログラミング教材として脚光を浴びている。「論理的思考と創造性を育むワクワクするコンテンツになる」。ゲストとして登壇したORSO(オルソ、東京都千代田区)の坂本義親社長はアピールした。

 ITサービス開発とドローン利活用推進を手がけるORSOは、ドローンプログラミングを学べるスマホアプリ「DRONE STAR(ドローンスター)プログラミング」を開発。会場では、トイドローン「TELLO」対応版のデモ画面や飛行映像を公開したほか、小学校での体験会の様子を報告した。

 アプリでは、クラゲやウサギなどの動きを実現できる。ドローン飛行時の動きを想定し、「前進」「上昇」などの機能ブロックを配置する。動画撮影機能で実際の動きを検証し、イメージと違う点について改善を重ねることができる。

 坂本社長は「児童は夢中になって、『そんなに速く泳ぐクラゲはいないよ』『ゆらゆらさせるには?』など、話し合いながら調整していく。楽しく手軽に、そして本格的に学べるコンテンツを配信していきたい」と話した。

 ドローン研究に携わる慶應大SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹副代表は、「飛行させるためには、各種規制の解決方法や安全運行、周囲への配慮なども考えていく必要がある。ドローン前提社会実現に向け、学びの可能性は広がる」と締めくくった。

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