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【認知症薬に挑む】(上)「進行抑える」効果の光が見えた 原因物質減少を治験で確認

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 高齢化の進行とともに認知症患者は増加。2050年には国内で1千万人を超え、全世界で1億3千万人に上るとされる。認知症の6割以上を占めるのがアルツハイマー型だ。

 エーザイが国内初となるアルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」を発売したのが平成11年。これまでに国内で認可された治療薬は4種類しかない。

 いずれも症状の進行を遅らせるといった効果しか期待できず、進行を止めたり状態を改善させたりする薬は誕生していない。しかも、新薬の開発は連戦連敗が続き、開発を断念する製薬会社が続出している。

 エーザイの治験結果公表の1カ月前、米イーライリリーと英アストラゼネカは、最終段階に入っていた新薬の治験を中止すると発表した。それ以前にも米ファイザーや米メルクも開発を断念している。

 新薬の開発が難航している原因は、その発症メカニズムがはっきりと分かっていないことだ。アルツハイマー型は、10年以上かけて脳内にAβが蓄積して異常な凝縮を起こし、脳の神経細胞を破壊することで起きるとされる。ところが、Aβが蓄積しても発症する人と発症しない人がいる。

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