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【話の肖像画】元最高裁判事・桜井龍子(1)裁判官になったら「桜井」に

元最高裁判事 桜井龍子氏(斎藤良雄撮影)
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 〈労働省(現厚生労働省)で、女性の雇用問題などに最前線で取り組んだ30年余りの行政官生活。「憲法の番人」としての8年4カ月の最高裁判事を経て、昨年1月に定年退官した〉

 自由を満喫しています。母校、九州大学の東京同窓会の会長に就任したくらいで、弁護士登録する予定もありません。せっかく自由になったので、やりたいこと、やるべきことをしようと考えています。

 〈61歳で最高裁判事に就任。当時、裁判官は仕事で戸籍名を使うことが義務づけられていた〉

 内閣では旧姓を通称として使うことが認められていたので、旧姓の「藤井龍子」で仕事をしていました。戸籍名になったので、最高裁判事になったのが私だと気づかない人もいました。ずいぶん不便で困りましたね。

 面白かったのは、高校の先生が「梅井龍子さん」で年賀状をくれたこと。「藤井から花の名前になった」という記憶があったみたい。ちゃんと届いたから、日本の郵便はすごいですよね。就任時の辞令では、「桜井龍子」の左側に「(藤井龍子)」と書いてありました。内閣がわざわざ書いてくれたんです。昨年9月から裁判官も通称が使えるようになったのは良いことだと思います。

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