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3年に1度の益子「土祭」 「土地で共に生きる」祭り 栃木

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3年に1度の益子「土祭」 「土地で共に生きる」祭り 栃木

土人形作り体験をする関真奈可さん(左)ら=16日、栃木県益子町の「益子の森ひだまり広場」(根本和哉撮影) 土人形作り体験をする関真奈可さん(左)ら=16日、栃木県益子町の「益子の森ひだまり広場」(根本和哉撮影)

 益子焼の産地として知られる栃木県益子町で3年に1度の地域おこしイベント「土祭(ひじさい)」が開催されている。「土と益子 この土地で共に生きる」をテーマに、豊かな自然に恵まれた同町を「文化の力で元気にしよう」と工夫がこらされている。

 土祭は平成21年に始まり、4回目の今年は15日に開幕した。今回から町内を田野、益子、七井(なない)の3地区に分けてそれぞれ実行委員会を組織。各地区でレンタサイクルを利用したエリア巡りやアート展示、月明かりの下で音楽演奏を楽しむ「夕焼けバー」などさまざまな形で益子の魅力を体感できる。

 益子地区の益子の森日だまり広場では「手仕事村」がオープンし、手作りの木工品やステンドグラス、陶器のブローチなどが展示・販売された。益子産の土を使って土人形作りを体験した埼玉県坂戸市の関真奈可さん(11)は「人形に模様を付けるために彫るのが楽しい」と満足げ。母親の祐三子さん(40)は「以前にも来たことがあり、祭りのゆったりとした雰囲気がお気に入り。子供たちも楽しそう」と、模様付けに熱中する様子を見守っていた。

 田野地区の道の駅ましこ(同町長堤)では、同町の歴史や文化を紹介する展示に加え、特産品販売コーナーも設けられた。町内各地の窯元の益子焼も多数展示され、観光客らは色とりどりの陶器の美しさに見入っていた。

 同祭実行委員会は「町内を3地域に分け、より詳しく益子の自然や文化を紹介できるようになった。ぜひ益子の魅力を体感してほしい」と話している。土祭は30日まで行われ、10月7日には「後・土祭」として、田野地区の長堤(ながつつみ)八幡宮(同町長堤)で五穀豊穣(ほうじょう)を祈る太々(だいだい)神楽の伝統の舞が披露される。

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