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【ビジネスパーソンの必読書】『大人の道徳』『ソニーは銀座でSONYになった』『VRは脳をどう変えるか?』

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【ビジネスパーソンの必読書】
『大人の道徳』『ソニーは銀座でSONYになった』『VRは脳をどう変えるか?』

『VRは脳をどう変えるか?』ジェレミー・ベイレンソン著、倉田幸信訳(文芸春秋・2200円+税) 『VRは脳をどう変えるか?』ジェレミー・ベイレンソン著、倉田幸信訳(文芸春秋・2200円+税)

 テニスの大坂なおみ選手の全米オープン優勝が話題を集めている。メンタル面の強化が快挙につながったという。四大大会を制したことだけでもすごいが、ブーイングも起きていた会場の雰囲気をがらっと変えた優勝スピーチも心に響いた。ビジネスにも参考になるのではないか。(情報工場「SERENDIP」編集部

 ■持つべき道徳とは

 『大人の道徳』古川雄嗣著(東洋経済新報社・1600円+税)

 小学校の「道徳」が教科化される。では、道徳の授業で何を教えるべきなのか。それは大人が持つべき道徳でもあるだろう。本書では「西洋近代思想」の本質を探ることでこの問いに答える。

 北海道教育大旭川校准教授である著者は、西洋における知の歴史や政治史を、こう概観する。古代にはギリシア哲学やアテネの民主主義があった。中世はキリスト教や絶対王政が席巻した。そして近代にルネサンスと市民革命によって、哲学と民主主義が復活した。

 古代の民主主義は、政治に参加できない奴隷の存在が前提で、いまの民主主義とは異なると著者は指摘。その上で、近代以降の市民は同時に奴隷(労働者)でなければならず、市民教育と奴隷教育の両方が必要とされると説く。

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