PR

ライフ ライフ

【アート 美】青年期に死と隣り合わせの体験 優美な牡丹に「生」を見る 松尾敏男展 

Messenger

 松尾は完成した絵を持って南風邸を訪問した。それを見た南風は「わたしのようなものを描いてくれてありがとう」と言い、軽く頭を下げたという。「緊張していた松尾先生もほっとされました」と、同行した松尾の弟子、那波多目(なばため)功一・日本美術院代表理事は振り返る。「これで自信をつけ以後、肖像画にも取り組んでいったのでしょう」

 この作品を松尾の傑作に挙げる美術研究者も多い。松尾がモデルを依頼したとき、南風は90歳を超えていた。作品が完成して約4カ月後に師はこの世を旅立った。

                   

 【ガイド】「清心な絵画 松尾敏男展」は、10月14日まで、横浜市西区高島2の18の1、そごう横浜店6階、そごう美術館。会期中無休。大人1000円、大学・高校生800円、中学生以下無料。17日(月祝)の敬老の日は65歳以上無料。問い合わせは同館(電)045・465・5515。

 その後、10月27日~12月2日、砺波市美術館(富山県砺波市)▽12月8~24日、松坂屋美術館(名古屋市)▽平成31年2月2日~3月24日、高崎市タワー美術館(群馬県高崎市)▽4月27日~6月23日、佐久市立近代美術館油井一二記念館(長野県佐久市)に巡回。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ