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【話の肖像画】パソナグループ代表・南部靖之(5)1日4時間の働き方を

パソナグループ代表・南部靖之氏(荻窪佳撮影)
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 〈東日本大震災の鎮魂と復興のために平成23年から行われた東北六魂祭を支援した〉

 阪神・淡路大震災の後、被災者に笑いを届けようと、吉本興業が神戸ハーバーサーカスに劇場を開きました。彼らは「ライブで生の声を届けたいから150人くらいにしてくれ、200人は多い」などと、被災者のことを思って準備していました。桂三枝(今の桂文枝)さんも、若手を連れて来てくれました。僕は復興といえば、物資と資金のことしか頭にありませんでしたが、神戸中の人が笑いを求めて集まりました。

 そのことがあって、東日本大震災では、社員と一緒に東北全県の祭りが集まる六魂祭を支援したのです。「こんな時に」と反対もありましたが、新聞でも紹介されて盛り上がりました。チャーターバスを確保できなかったので、自前のバスも買いましたよ。そのバスで、被災者を六魂祭やコンサートに招きました。

 〈牧場もある東京駅前の本社ビル内には障害者雇用のためのアート村工房もあり、エレベーターホールは障害者が書いた絵で彩られる〉

 よく言われるんです、「南部君は経営者じゃないよ。文化人か仙人生活でもしてんのか」とか、「ビジネス的にモノを考えないか。何で社会奉仕ばかりしてる」と。企業はボランティア組織ではありませんが、社会の問題を解決するのは企業理念です。お金だとか、地位によってボランティアはできません。お金がたまったら、組織が大きくなったら、利益が出たらという人はいつまでたってもできないよと、子供の頃から教わっていますから。

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