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全88星座投影プラネタリウム室が人気 柏崎市立博物館

一新されたプラネタリウム=11日、新潟県柏崎市緑町の市立博物館
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 豊かな漁場や標高993メートルの米山など恵まれた自然環境をもつ新潟県柏崎市。江戸時代には佐渡の金を江戸まで運ぶ北国街道の宿場町としてにぎわい、明治末から昭和初期にかけては石油精製の関連業界で栄えた。多彩な歴史を歩んできた同市の文化や伝統を約2千点の史料とともに学ぶことができるのが、総額3億5000万円をかけて今年3月にリニューアルオープンした市立博物館(同市緑町)だ。

 同館は昭和61年に開館。平成19年にもリニューアルの検討会が立ち上げられたが、同年に起きた中越沖地震により計画が中断した。今回の改修のコンセプトは「ちょっと昔からもっと昔へ」。展示構成は現代から縄文時代へとさかのぼる方式に変更され、故郷の歴史を効果的に学ぶことができる。

 2階の「人文展示室」に入ると、まず目に飛び込んでくるのが迫力満点の閻魔王像。本町通りなどに約500軒の露店が並ぶ地元最大のイベント「えんま市」の歴史を、市民から提供された資料や模型などを通してひもとくコーナーだ。

 えんま市の歴史は江戸時代中期にまでさかのぼり、戦後には炎をはき出す「人間ポンプ」やオートバイを使った曲芸などさまざまな見せ物が人気を博した。昭和40年代までは、「戦傷」などと書かれた募金箱を足元に置いてハーモニカやアコーディオンを奏でる傷痍(しょうい)軍人の姿が多くみられたという。

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