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【近ごろ都に流行るもの】「進化形フリーズドライ食品」 カツカレーに親子丼…驚きの復元力 “非常食グルメ”にも

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 素材を凍結させて真空状態で水分を抜く技術は、血液成分の保存など医療分野から発祥した。アマノフーズは昭和43年に真空凍結乾燥機を導入して食品開発を進め、46年発売の世界初のカップ麺「日清カップヌードル」の具材(えび、ねぎ、肉)に採用された。57年にはブロック形フリーズドライみそ汁を完成させている。

 「(熱風乾燥と違って)ビタミンなどの栄養素が壊れにくく、非常食に向いている」と指摘するのは、防災教育NPO法人プラス・アーツ東京事務所の小倉丈佳所長だ。「パンやおにぎりに偏りがちな災害時の食事におすすめ。油分の多い食材はフリーズドライに向かないため、カロリーはおおむね低めです。主食と上手に組み合わせてほしい」

 アマノフーズの非常食箱「食べながら備える ローリングストックBOX」の開発にも協力。平時から「食べる→補充」を習慣化することで、賞味期限を保ちつつ備える仕組み。大型台風と北海道の地震後に売り上げが急増しているそうだ。

 この秋、水でもどる生姜(しょうが)や大根おろしも商品化された。旬のサンマを焼いたとき、大根をおろす手間が省ける便利物だ。開発の背景には高齢化や単身世帯の増加がある。

 「フリーズ」「ドライ」の言葉の響きとは対照的。敬老の日の心温まるプレゼントにもなりそうだ。

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