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「こうのとり」15日午前打ち上げ 「種子島半世紀」の節目飾れるか

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「こうのとり」15日午前打ち上げ 「種子島半世紀」の節目飾れるか

物資補給機「こうのとり」7号機を搭載して発射地点に移動したH2Bロケット7号機=平成30年9月14日午後2時40分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センター(草下健夫撮影) 物資補給機「こうのとり」7号機を搭載して発射地点に移動したH2Bロケット7号機=平成30年9月14日午後2時40分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センター(草下健夫撮影)

 今回のこうのとりは、宇宙実験で作成した試料を地上に回収するための小型カプセルを初搭載。日本独自のISSからの物資回収に挑む。2年前の6号機に続き、ISSの主電源として使用する日本製リチウムイオン電池のバッテリー6個も運ぶなど、重要な役割を担っている。

 種子島宇宙センターは昭和43年に初めてロケットを打ち上げてから、今月17日で半世紀を迎える。

 JAXAや宇宙関連企業の資料によると、種子島宇宙センターは新島(東京都)で行っていた科学技術庁宇宙開発推進本部(現JAXA)の試験の移転先として設置が決定。人工衛星の打ち上げも視野に、赤道に近い、ロケットが飛行する東や南の方角に危険が生じない、漁業への影響が少ない、交通が便利といった条件をなるべく満足する場所として選ばれたという。

 初打ち上げでは漁場が奪われるとして反対運動が起き、一部の漁船が制限海域に入り、午前の発射予定が午後にずれ込むなど緊迫。この経緯を当時の産経新聞は「やっと一機発射」の見出しとともに報じている。打ち上げたのは気象観測用ロケットの「SB2A型9号機」だった。

 JAXAはこうのとり7号機の打ち上げの様子をネットの動画サイト「ユーチューブ」などで生中継する。午前7時40分をめどに同センターで関係者らが記者会見し、打ち上げの結果を説明する。

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