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【知っ得News】注目のジビエ食べて“一石三鳥” 外食業界がフェア

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注目のジビエ食べて“一石三鳥” 外食業界がフェア

棟方料理長が腕によりを掛けた「北海道産天然エゾシカのロースト」=東京都千代田区の「ミア・アンジェラ 霞が関」 棟方料理長が腕によりを掛けた「北海道産天然エゾシカのロースト」=東京都千代田区の「ミア・アンジェラ 霞が関」

 北海道出身の棟方料理長は「エゾシカをもっと身近な食材にしたい。農作物の被害が減り、北海道の新たな特産品にもなり、好循環が生まれる」と、消費拡大の意義を強調する。

 同フェアに参加している飲食店は全国約270店。本格フレンチから和食、カレー、ハンバーガーとメニューは豊富だ。ホームページで参加店の料理を紹介し、食べた料理の写真を投稿しアンケートに答えると、食事券を抽選でプレゼントする。参加店を対象とした講習会や食材サンプルの無償提供も行い、メニュー開発を支援している。

 ◆認証制度で安定供給

 現在ジビエは、ヘルシーな上に、メニューのバリエーションも増えることから、魅力的な食材として利用する外食店が増えている。

 農林水産省によると、シカやイノシシによる農作物の被害額は平成28年度で172億円に上り、森林の被害も深刻だという。食害対策として、捕獲頭数は増加しているが、ジビエとして有効利用されているのは全体の7%程度にとどまる。食肉として処理加工する施設が不十分なほか、流通経路も整っておらず課題は多い。農水省は今年5月、衛生管理などを適切に行っている処理施設を認証する「国産ジビエ認証制度」を導入するなど、良質なジビエの安定供給を後押ししている。

 同協会は「農業関係者と連携し外食チェーンなどが安定的に利用することが需要の創出につながる」とし、官民一体で需給の拡大に取り組む重要性を指摘している。

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