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発達障害の人に「センサリーフレンドリー」 音や光控え映画を上映

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発達障害の人に「センサリーフレンドリー」 音や光控え映画を上映

発達障害の人への配慮 発達障害の人への配慮

 試写を見た自閉症の大学2年生、土生(はぶ)雄介さん(20)は普段から、大スクリーンの迫力映像で映画を楽しむのが趣味だが「音響が大きすぎると、何千もの針が耳に刺さるように痛くなり、途中で耳栓をつけることがよくある」。しかし試写では「音もちょうどよく、スクリーンもまぶしくなかった」と、耳栓を使わず集中して観賞できた。

 またアスペルガー症候群で、25歳の杉本あいみさん(仮名)は、「子供の頃、席でじっとしていられなくて、母が周囲の人に謝りながら私を何度もロビーに連れ出していたのを思い出した。『出入り自由』の掲示があれば、親も気楽に出かけられるのでは」と話した。

 「これを一歩に理解が進み、やってみようという地域が複数出てアイデアが積み重なり、(発達障害の人たちが)観賞しやすくなれば」と高橋さん。

 上映時間などの問い合わせはキノフィルムズ((電)03・6459・2671、平日午前10時~午後6時)へ。http://500page-yume.com/info/archives/128

                   

【用語解説】発達障害 自閉症やアスペルガー症候群などの広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの総称。乳幼児期から学童期にかけて症状が明らかになる。

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