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【ゆうゆうLife】自治体の肺がん検診 精度管理に地域格差

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自治体の肺がん検診 精度管理に地域格差

 このケースを重く見た厚労省は7月末、都道府県を通して、市区町村、検診機関に、がん検診の精度管理を徹底するよう通知。その中で、改めて「事業評価のためのチェックリスト」の実施を求めた。

 チェックリストには、市区町村が最低限、整備すべきがん検診の技術や体制に関する項目が列記されている。具体的には、「読影体制の整った検診機関を選んだか」のほか、精密検査を受けていない人に受診を勧めたか▽がん発見率を集計したか-など、肺がん検診では51項目に及ぶ。

 精度管理されたがん検診を進めた欧州では、死亡率の低下が報告されているという。

 ◆達成率は低迷

 だが、このチェックリストの達成度合いに著しい地域格差があることが、国立がん研究センターの全国集計で分かった。

 全国の市区町村が51項目をどれだけ達成したかを、都道府県ごとに集計したのがグラフだ。がん検診には、検診車両などで受ける「集団検診(集団)」と、住民が医療機関を選んで受ける「個別検診(個別)」がある。

 全国トップに立った福井県は集団、個別ともに98%超。すべての市町村が、ほぼすべての精度管理の指標を満たしている。

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