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【ソウルからヨボセヨ】あの女性が設計した「宇宙船」から中継します?

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 韓国政府は、平壌で18日に始まる今年3回目の南北首脳会談を中継するメインプレスセンターを、ソウル市の「東大門(トンデムン)デザインプラザ」(DDP)に開設すると発表した。市中心部のホテルだと便利だし、収容人数を考えると4月の会談で使った郊外の展示場で十分だ。

 なぜ市場のイメージが強い東大門にするのかといぶかっていると、家族が「東京五輪メインスタジアムの設計をめぐって騒動になった女性がデザインした施設よ」と教えてくれた。女性とは新国立競技場のデザイン案が国際コンペで選ばれながら、費用が莫大にかさむとして白紙撤回の憂き目を見た英建築家、ザハ・ハディド氏だ。

 東大門運動場跡地に2014年にオープンしたDDPも、かかった費用は4840億ウォン(約478億円)と公園化する計画で見積もった予算の5倍以上にふくれ上がった。流線形の宇宙船のような超巨大な施設で、「税金の浪費だ」「景観にそぐわない」などと市民らからさんざん非難された。

 韓国政府は「歴史的瞬間に朝鮮半島の平和を知らせる最適の場所だ」と強調する。DDPの存在を世界にPRする絶好の機会ともとらえているだろう。ただ、世界のメディアを納得させるには、非核化に向けた北朝鮮の具体的行動という成果が必要なのは言うまでもない。(桜井紀雄)

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