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【介護と福祉のこれから】インターンで課題探り 「現場から学ぶ」

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 29日には、受講者5人が東京都練馬区で特別養護老人ホームやショートステイを展開する「育秀苑(いくしゅうえん)」を訪問。「若い世代に介護の魅力を伝えたい」という思いから視察を受け入れた岡本恵美施設長から説明を受け、認知症の入所者らと交流を深めた。のみ込む力が足りない高齢者用の介護食を味わうなど施設の生活も体験した。

                   

 視察後、受講者は自分の理想とする生活と施設での暮らしの違いについて意見交換。板橋区の介護施設「志村さつき苑」職員、山本正人さん(43)は「空間が限られる施設では愛着のある物を持ち込むのが難しいが、入所者が自分の思い出を持ち込むことは大事だ」と指摘。受講者からは、自分の物が多く入る棚など施設で使える家具をデザインしたいとの希望が出た。

                   

 ■8テーマに分類、検討

 「デザインスクール」は介護現場の課題の整理にとどまらず、全国の施設で生かせる提案や介護の魅力を広く発信する実践まで行うことを目標にしている。

 インターンシップ後に開かれた第3回のスクールでは、インターンでの発見を基に「自分たちが働きたい介護の現場」「自分たちが利用したい介護の現場」について意見を出し合った。意見は8つのテーマに分類され、今後はテーマごとに分かれたグループで、新たなアイデアの具体化を検討する。

 高齢者の財産管理などを行う後見人として働く稲岡万貴子さん(39)は「社内のコミュニケーションがとりやすい働きやすい職場」グループに所属。普段の仕事でも同僚との情報共有が大切になっており、「デザインスクールでの検討結果を自身の仕事に導入したい」と抱負を語った。

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