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将棋の渡部愛女流王位が就位式 大好きな「コナン」ばりに難局切り抜け

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阿波尾鶏のカツカレー

 そして、渡部女流王位が謝辞に立った。

 「女流2級になったのもこの女流王位戦でした。今回のタイトル戦も第1局が地元の北海道で開催ということもあり、本棋戦にはご縁を感じております」

 里見女流王位とは、練習対局でも公式戦でも一度も指したことがなかったという。

 「里見さんとは、タイトル戦まで行かないと当たることができないと感じていました。そこにたどり着くことを目標にやってきました」

 北海道での第1局は大逆転で勝ったが、1勝1敗に。第3局に勝ち、初タイトルに王手をかけた。

 「第4局は徳島県でした。すだちジュースや阿波尾鶏(あわおどり)のカツカレーなど地元の名産品は楽しみましたが、勝負としては一番大きなところを迎えていました。2勝2敗のタイに持ち込まれると厳しい結果が待っている。4局目で決めなくてはいけない」

 結果は、勝利した。

 「最後まで諦めず、自分らしく戦えたのが良かった。今、目を背けてはいけないのが最近の自分の成績。負けが込んでいて、課題がたくさんあります。対局、将棋を一番に考え、精進していきたい。将棋の普及の面でも努めていきたいと思います」

 女流棋士第1号でLPSA特別相談役の蛸島彰子(たこじま・あきこ)女流六段による乾杯の音頭で開宴。会場のレストランの名物であるカレーなど数々の料理を堪能。記念撮影のシャッター音が、あちらこちらから聞こえた。(文化部 田中夕介)

 渡部愛(わたなべ・まな) 平成5年、北海道帯広市生まれ。25年、女流2級でプロ入り。27年、第1回女子将棋チャレンジ杯で初優勝。翌年、2連覇を達成。29年、女流二段。30年、女流王位獲得により女流三段。

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