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さくらももこさん襲った乳がん 恐れず、正しく病状別の治療を

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 ちなみに、米国や英国では、乳がん検診の有効性が認められる年齢を50歳から74歳までとし、40代の検診を推奨していない。若年性乳がんと同じで、有効性よりも不利益の方が上回るとされるからだ。

 ◆症状あったら受診

 自分の乳房を鏡に映してみたり手で触ったりする「自己触診」はどうだろう。日本では定期的な自己触診を勧める医師もいるが、実は有効性が証明されていない。海外で実施された大規模調査の結果、乳がん発見率は増えるが、乳がんの死亡率は低下しなかったため、有効性はないとされた。この結果から、米国の国立がん研究所のガイドラインでは自己触診は推奨されていない。

 勝俣教授は「乳がんを必要以上に恐れ、過剰に対応するのはよくない。検診は、推奨される年齢・方法で受ければよく、それ以外では乳房のしこりやくぼみなどの変化に気付いた際に医療機関を受診すればいい」とする。

 症状の目安は、乳房のしこりやひきつれ▽脇の下の腫れやしこり▽乳頭から分泌物が出る-など。若い世代でも症状があったときは受診が勧められる。

 ◆標準治療がベスト

 もし乳がんと診断されたら、現段階でベストな治療である「標準治療」を受けることが勧められる。詳しく知るには、国立がん研究センターのウェブサイト(https://www.ncc.go.jp/jp/index.html)が参考になる。

 勝俣教授は「現在は、がんを持ちながらも共存・共生ができる時代になっている。正しい情報を知った上で、がんという病気と上手に付き合っていってほしい」と話している。

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