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【ゆうゆうLife】心不全患者にも緩和ケアを チーム医療の土台が重要

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 佐藤さんらのチームは、患者が入退院を繰り返した時点で、終末期に本人や家族がどんな治療を望むかについて、受け止める準備を始めるという。

 例えば、息苦しさを和らげるために薬剤で意識レベルを落とすと、家族との会話は難しくなる。それは本人の希望や人生観に合うのか。直接尋ねなくても、本人がふと口にしたことを電子カルテに記入し、各職種で共有するようにしている。

 心不全の緩和ケアは今年4月から、がんと並んで公的医療保険の対象になったため、全国の医療機関で徐々に取り組みが進むとみられる。佐藤さんは「技術的な難しさはチームの協力でかなり解決できる。その点の啓発を続けたい」と話す。

                   

 ■終末期話し合いの愛称募集 厚労省

 終末期にどのような医療やケアを受けるかを事前に家族や医師らと繰り返し話し合う「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」という取り組みを普及させるため、厚生労働省が愛称を募集している。分かりやすい愛称によってACPが生活に身近なものとして浸透することを目指す。

 ACPは、病気の進行などで患者が意思表示できなくなる場合に備え、今後の治療と療養の方針や具体的な方法について、あらかじめ患者本人や家族と医療・介護従事者らが話し合いを重ね、決定するプロセス。本人の希望に沿った医療やケアの実現を図る狙いで、欧米では取り組みが進んでいる。国内でも医療・介護関係者の間では知られているが、一般での認知度は低い。

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