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登下校にひそむ危険 不審者や天候急変など備えを

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登下校にひそむ危険 不審者や天候急変など備えを

登校する児童たち。犯罪に巻き込まれそうな場所は通らないようにしたい(本文とは関係ありません) 登校する児童たち。犯罪に巻き込まれそうな場所は通らないようにしたい(本文とは関係ありません)

 長い夏休みも終わり、児童生徒が学校に戻ってきた。低学年の児童も春からの1学期を過ごすことで、登下校にはだいぶ慣れたはず。ただ、地域や季節を問わず“不審者情報”は後を絶たず、親が不安にさせられることも少なくない。また、9月に頻発する天気の急変やまだまだ続く暑さなど、心配の種は尽きない。どうすれば危険は回避できるのか。(櫛田寿宏)

犯罪者の視点で

 大阪府の富田林署から容疑者が逃走-。凶悪犯が生活圏に放たれると、住民には大きな不安が広がる。

 立正大の小宮信夫教授(犯罪学)は、犯罪に巻き込まれそうな場所について、犯罪者が「入りやすい場所、見えにくい場所」と説明する。特に「見えにくい場所」として、高い塀が続いている場所や、周囲に窓のある建物がない場所を挙げる。こうした場所は普段からチェックして、特に子供が1人では近寄らないようにする。

 新潟市西区のJR越後線の線路で、近くに住む小学2年の女児の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件。女児は、一般には危険はないと考えられそうな自宅近くの生活道路で連れ去られている。

 実際の連れ去り事件では無理やり拉致するのは2割ほど。子供に優しく話しかけてだまし、車に乗せてしまうのが大半だという。小宮教授は「犯罪者は行動を起こす前に風景を見ています。道路にガードレールや植え込みなどがなければ、『横付けにして車に乗せるのは容易』と考えます」と指摘する。

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