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交通事故! ドクターヘリ出動促す 車自体が位置など緊急通報

交通事故を自動通報するディーコールネットの実動訓練=千葉県内(救急ヘリ病院ネットワーク提供)
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 交通事故を起こした車から、その位置や衝撃などのデータを消防、ドクターヘリの基地病院に自動で緊急通報するシステムの全国運用が始まった。過去の事故記録を基に死者、重症者が発生する確率も割り出し、出動を早める狙いだ。関係者は、救命率向上や後遺症の軽減につながることを期待し、システム未搭載の自動車メーカーへも導入を働き掛ける。

衝撃で作動

 このシステム「D-Call Net(ディーコールネット)」は、認定NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク(ヘムネット)」(東京)とトヨタ自動車、ホンダ、緊急通報サービスを提供する各社が共同で運用。今年6月末で約730カ所の全消防本部、42のドクターヘリ基地病院を結ぶ。

 ヘムネットの石川博敏理事によると、運転席や助手席のエアバッグが作動するほどの事故が起きたり、追突で一定以上の衝撃があったりすると車載器が検知。車両の位置、衝突の向きと激しさ、シートベルト着用の有無、多重衝突の有無を車載器または連携した携帯電話から自動送信する。

 受信した緊急通報サービスのオペレーターは、運転者に呼び掛けて事態を把握し、救助要請がある場合や応答がない場合は関係機関に通報する仕組みだ。その際、受信したデータサーバーでは、過去の交通事故280万件の記録を基に開発した計算式により死亡・重症率を推定。通報先各機関の端末に事故の様態や死亡・重症率の推定値が表示され、早期の出動を促す。

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