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風疹患者が拡大 昨年の約3倍に 「東京五輪に影響も」と警告

風疹の患者数
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 国立感染症研究所(感染研)は4日、今年になって報告された風疹患者数が昨年1年間の約3倍に当たる273人になったと発表した。関東地方を中心に感染が拡大しており、感染研は「このまま流行が継続すると、東京五輪・パラリンピックへの影響が懸念される」と警告する緊急情報を出した。

 感染研によると、8月20~26日の1週間に新たに報告された患者数は計84人。都道府県別では千葉が23人と最多で、次いで東京(19人)、神奈川(15人)、埼玉(7人)、広島(6人)-が続いた。

 流行はすでに27都道府県に及び、全患者数のうち男性(215人)は女性(58人)の約4倍に上る。特に30~40代男性に多く、予防接種歴「なし」「不明」が多くを占めている状況だ。風疹は複数年にわたり流行が続くこともあり、感染研は「現在の状況は平成24~25年の大規模流行年前の状況に酷似している」と指摘する。

 風疹は妊娠中の女性が感染すると、生まれた赤ちゃんに障害が出る恐れもある。風疹の症状は主に、発熱や発疹などだが、症状のない患者の唾液が、くしゃみなどで飛散して感染を広げることもある。

 加藤勝信厚生労働相は4日の閣議後会見で「全国に感染が拡大する可能性がある。風疹にかかっていない方や予防接種を受けていない方は、これを機に予防接種を受けることを検討してほしい」と呼び掛けた。

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