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「長くつ下のピッピの世界展」 リンドグレーン再発見

ピッピの暮らす「ごたごた荘」を再現した模型も展示されている「長くつ下のピッピの世界展」=東京都八王子市の東京富士美術館
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 『長くつ下のピッピ』などで知られるスウェーデンの児童文学作家、アストリッド・リンドグレーン(1907~2002年)作品の原画や原稿など約200点を集めた「長くつ下のピッピの世界展」が、東京都八王子市の東京富士美術館で開かれている。国内初公開の展示も多く、今も世界で親しまれるリンドグレーン作品の魅力を再発見するきっかけになりそうだ。

 1945年に出版された同作は70言語に翻訳され、売上部数は6600万部を超える児童文学の金字塔。同展は日本・スウェーデン両国の外交関係樹立150周年を記念して開催され、リンドグレーンが娘の10歳の誕生日にプレゼントした同作のオリジナル原稿などを公開する。

 このほか、自身の子供時代の思い出を描いた『やかまし村の子どもたち』など他の作品の原画や、宮崎吾朗監督がアニメ化した『山賊の娘ローニャ』のイメージボードを展示。絵本の世界をリアルに再現した大型模型なども楽しめる。

 同展の監修を務めた翻訳家の菱木晃子さんは「これだけ大きなリンドグレーンの展覧会は世界初なのでは」と推測。「子供の目線を大切にしているが、決してこびてはいない。希望がある一方で、悪い人間も登場する多面的な世界が描かれており、大人が読んでも楽しめる」と作品の魅力を語った。

 9月24日まで開催。月曜休館。大人1300円。宮崎、京都、名古屋、福岡などを巡回予定。(本間英士)

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