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【フード 食・旬】レンコン 良質な土壌が作る高級食材

レンコンのステーキ(野口農園提供)
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 輪切りにしたときの多数の穴から、「先が見通せる」として慶事に欠かすことのできない食材、レンコン。一年中出回るが、旬は収穫が本格的に始まる9月からお節料理で需要が多い正月の秋冬。日本一の生産量を誇る茨城県の霞ケ浦周辺の生産者を訪ねた。(平沢裕子)

 ◆稲作から転作

 レンコンは本来、沼地などの湿地帯に生息する水生植物。漢字で「蓮根(れんこん)」と書くが、蓮(ハス)の根ではなく、地下茎という茎が膨らんだものだ。茨城県南東部に広がる湖沼、霞ケ浦周辺は全国でも有数のレンコン栽培地。土壌が肥え、水温が高いという自然条件がレンコン栽培に適しているためだが、栽培が盛んになったのはこの40年ほど。減反政策のもと、米に代わる作物として白羽の矢が立ったのがレンコンで、転作が進んだことによる。

 稲作からの転作田による栽培が多くを占める中、「野口農園」(茨城県かすみがうら市)は大正15年からレンコン栽培を営んできた老舗。長い年月をかけて積み重なってきた天然の腐葉土が中心の土壌と、転作田の倍もあるような深さのある圃場(ほじょう)で作る高品質のレンコンが自慢だ。

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