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【ネット依存】ゲームで生活破綻、それでも止められず…依存は「疾病」、WHOが分類

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【ネット依存】
ゲームで生活破綻、それでも止められず…依存は「疾病」、WHOが分類

 「ゲームを辞めることは全く考えられない頭になっていた。親や同僚を裏切ってしまい、申し訳ない」

 ゲーム障害(依存)については、世界保健機関(WHO)が6月、新たな病気として国際疾病(しっぺい)に分類。来年5月のWHO総会で正式決定する見通しだ。疾病とされることで明確な治療法の確立につながると期待されるが、米国のゲーム団体を中心に「ゲームに依存性はない」などと反発もあるという。

 日本でも数年前に、専門家が依存を引き起こす一端と指摘しているゲーム内の課金をめぐり、子供が保護者のクレジットカードを使うなどして高額請求を受ける事案が頻発し、社会問題化した。

 今回、厚労省の調査で中高生のゲーム依存が広がりをみせ、問題がいまだ解決していない実態が浮き彫りになった。平成23年に国内で初めてネット依存外来を開設した国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)の樋口進院長は、「スマホを取り上げるなどの手段には限界がある。最後は本人に気づいてもらい、(スマホ使用をやめるなどの)努力を促さなければならない」と指摘している。

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