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【明治150年】第4部 万博(4)2025年誘致活動 “負の遺産”が大阪復権の起爆剤になる

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 埋没の象徴ともいえる存在が、2025年万博の開催候補地、大阪湾の人工島・夢洲だ。昭和63年、大阪市が市制100年記念事業として「テクノポート大阪」を計画し、新都心を生み出そうと数千億円を投じて開発したが失敗。さらに、ここに2008年夏季五輪を招致しようとして惨敗した。

 この負の遺産、夢洲に目を付けたのが「維新」を旗印に大阪で地域政党、国政政党を立ち上げた橋下(はしもと)徹・前大阪市長と盟友、松井知事だった。2023~24年に日本初の統合型リゾート施設(IR)を、25年に万博を夢洲で開催する構想を描く。そこには「万博こそが大阪復権の起爆剤になる」との熱い期待がある。

                   

 今年6月にパリで開かれた2025年万博の大阪誘致に向けた事実上最後のプレゼンテーション。ノーベル賞を受賞した大阪出身の山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長は、8歳で体験した大阪万博を「あふれんばかりの科学の成果があり、魅力に満ちていた」と振り返り、万博が科学者を志した原点だと語った。

 日本が掲げるテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。明治時代に途上国だった日本は150年を経て、世界を代表する長寿と技術力を誇るようになった。一方、世界では飢えや病気など深刻な課題が存在し続けている。健康・医学分野の最先端の研究機関や産業が集積する大阪・関西が、課題解決のために発信できるものは何か。テーマには、そのメッセージが込められている。

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