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長野の県宝に縄文土器158点 県審議会、包括指定を答申

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 県宝への指定を答申された158点の土器には、ひも状の粘土による波状や円形の模様が付けられたり、人の顔とか動物をかたどった装飾が施されたりしており、華やか印象を与える土器が多い。活発な人の交流が、全国的に珍しい装飾表現を生んだとみられる。

 答申された土器のうち、榎垣外(えのきがいと)遺跡(岡谷市)から出土した「顔面把手付(とってつき)深鉢形土器」は、人の顔をデザインしたとみられる取っ手がユーモラスで創造性を感じさせる。穴場遺跡(諏訪市)の「動物装飾付釣手(つりて)土器」は、丸みを帯びた外観に大きな丸い穴が開けられ、ランプとして使われた可能性が推測される。蛇のような装飾もあり、デザイン性にも優れている。

 県教委は「信州が育んだ特徴的な土器の数々を包括的に県宝に指定したい。観光資源としても活用したい」と期待する。

 同審議会はこのほか、明治~昭和初期に製糸業で栄えた「旧小田切家住宅」(須坂市)と、江戸時代の関所に関する古文書が残る「千葉家文書(もんじょ)」も県宝に指定するよう答申。長野市立博物館が所蔵する「小正月関係資料コレクション」と、江戸時代後期の石積み堤防「座光寺の石川除(いしかわよけ)」(飯田市)についてはそれぞれ、県有形文化財と県史跡に指定すべきだとした。

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