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【びっくりサイエンス】国産超音速ドローン、2020年にも初飛行 コンコルド並みマッハ2

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 一方、主翼は空気抵抗を抑えるため、二等辺三角形に近い形状のダブルデルタ型で、機体後方の上部に取り付けられる。ただし、この形は超音速飛行に適しているものの低速での飛行には少し不向きで、着陸時に機体が傾きやすい。

 オオワシ2号の前身として10~11年に計3回の飛行を行った「オオワシ1号」(最高時速約370キロ)の場合、同様に低速飛行に不向きな主翼の形状だったため、着陸時に胴体が滑走路に接触して機体の一部が破損した。

 そこでオオワシ2号は、比較的高速で滑走路に着陸した上で、機体後部からパラシュートを出して急減速する手法を導入しようとしている。これは、11年に退役した米スペースシャトルが用いていた手法でもある。

 今年7月には、同大の白老(しらおい)実験場(北海道白老町)に敷かれた全長300メートルのレールと台車を使ってパラシュートの開傘(かいさん)試験を実施。ロケットエンジンを搭載した台車が時速120キロまで加速したところで、予定通りにパラシュートが開くことを確認した。

 内海教授は「広大な北海道では、本州ではできないような実験ができる。この地の利を生かし、自ら設計した航空機を飛ばすことで、技術の底上げにつなげていきたい」と意気込む。(科学部 小野晋史)

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