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【解答乱麻】自立心育む、ひと夏の体験 ジャーナリスト・細川珠生

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 子供との連絡は、ファクス、メール、テレホンカードを使用してキャンプオフィスの電話を借りるという方法だ。親から子供にはキャンプオフィス経由で可能だが、子供から親には、いったんコーディネーターが受け取るかたちで直接は送れない。電話に関しては「推奨しない」と明記されている。「キャンプでの生活を楽しんでいても、家族の声を聞いたとたんに、里心がついてしまう場合が多々ある」という理由だ。

 できるだけ親との安易な接触を断ちながら、自力で困難を乗り越えていくというキャンプの方針が非常に明確だ。どうしても連絡を取る場合も、「今日はどんなことにチャレンジしたのか」など「前向きな話題」を出すようにとの指示があるのだ。子供からのメールの返信が不可であるのは、スマホの持ち込み禁止と合わせ、完全にデバイス環境から遮断するという目的もあるという。

 現地スタッフが子供に接する状況も手厚い。一つのキャビンで8人のキャンパーに対し4人のカウンセラーが寝泊まりする。カウンセラーも正式なスタッフから、長年キャンパーとして参加していた子供が高校生になってカウンセラーを務めるジュニアカウンセラー、シニアカウンセラーなど、多様な立場からサポートにあたる。

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