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両陛下の「儀装馬車」30年ぶり活用へ、秋から修復、代替わり後の伊勢神宮参拝でご使用か    

昭和天皇の即位の礼で使用された儀装馬車1号(宮内庁提供)
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 ご成婚パレードや即位の礼後の伊勢神宮ご参拝。天皇、皇后両陛下が重要な皇室行事で使われた「儀装(ぎそう)馬車」の修復が今秋にも始まる。来年の代替わりに伴い、皇太子ご夫妻が新天皇、皇后として伊勢神宮参拝時に使用されることを想定。実現すれば皇室の方を乗せた運行は約30年ぶりとなる。昭和3年の製造から90年の歴史を誇る皇室の馬車。昭和、平成を経て次代へと走り続ける。

 走る工芸品

 漆塗りの車体はえび茶色。胴部に菊葉と唐草の模様をあしらい、金色の菊紋章が中央に輝く。

 「馬車は西洋のものだが、随所に日本文化が取り入れられている。“走る伝統工芸品”といってもいい」。馬車を扱う宮内庁職員は誇らしげに語った。

 宮内庁が管理する儀装馬車には4種類あり、それぞれ1号、2号、3号、4号と呼ばれる。屋根に金色の鳳凰(ほうおう)を頂く神輿(みこし)のようなデザインの1号は、昭和3年、昭和天皇が即位の礼の際に使用した。現在は馬車庫で保管されている。

 一方、日常的に運行しているのは4号だ。新任の外国大使が天皇陛下にあいさつする「信任状捧呈式(しんにんじょうほうていしき)」の送迎に使われている。昨年12月、改修工事を終えた東京駅から10年ぶりに発着するようになり、観光客の視線を集めている。

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