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【老舗あり】にぎわう2つの〝聖地〟『斜陽』執筆、アニメのモデル 静岡県沼津市 安田屋旅館

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 太宰だったと判明したのは23年に自殺した後のこと。新聞記者が旅館を訪ね、「ここに泊まっていましたよね」と聞かれて分かったのだという。

 4代目の安田和(かず)訓(のり)支配人(43)によると、太宰が泊まった部屋は最も富士山が近くに見える角部屋。旅館は平成9年に一部改修したが、太宰がいた当時の間取りなど、部屋の造りはほぼそのままとなっている。木のぬくもりが感じられる和室で、海側はガラス張り。部屋に足を踏み入れると、眼前に駿河湾が広がり、静かな波音が心地よく耳を刺激する。空気が澄んだ冬には駿河湾越しに富士山がはっきりと姿をあらわすといい、太宰が愛したのもうなずける。

 改修時に「伊豆の国文庫」と呼ばれる書庫を中庭に設け、太宰の作品のほか、ゆかりの品や当時の資料などが置かれている。

 若者の聖地にも

 近年は人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の主人公の家のモデルになったことから、大勢の若い“聖地巡礼”客が訪れるように。海外のファンも多く、「夏休みがずっと続いているような状態」と安田支配人は喜ぶ。入り口を入って左側にはラブライブ関連のパネルやグッズの展示スペースを用意。常連客からは「宿が元気になってきたね」と喜ばれるという。

 幅広い世代に親しまれるようになった安田屋旅館。安田支配人は「また来たいと思ってもらえるよう、目いっぱいのおもてなしで、お迎えしたい」と意気込んでいる。(静岡支局 石原颯、写真も)

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