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【広角レンズ】第1回氷室冴子青春文学賞 地元「岩見沢」発、ユニークな公募

授賞式で審査員の久美沙織さん(右)から花束を手渡される大賞受賞者のとりおさん=7月13日、北海道岩見沢市
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 ■いびつでも高い熱量

 公募文学賞の新たな地平を開いたかもしれない。10年前に51歳で早世した人気作家の名前を冠した氷室冴子青春文学賞が創設され、第1回授賞式が7月、氷室の出身地、北海道岩見沢市で行われた。インターネットの小説投稿サイトを通じて作品を募集。平安時代を舞台にした少女小説など時空間を自在に操る作品で知られる氷室の名に、ふさわしい文学賞への成長が期待される。(藤井克郎)

                   

 ■2カ月で800作品

 北海道中部の空知(そらち)地方に位置する岩見沢は、近隣の産炭地から石炭を運ぶ交通の要衝として開けた。名産品には米、アスパラガス、ワインなどがあるが、もう一つ重要な存在が集英社コバルト文庫の看板作家として活躍した氷室冴子(1957~2008年)だ。

 「でも若い世代にとっては、名前は知っているけど…、といった感じだったと思う。むしろ全国からの反響が大きかった」と、地元有志による氷室冴子青春文学賞実行委員会の事務局長、栗林千奈美さんは打ち明ける。

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