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【有人月面着陸】米、国際協調で探査目指す JAXA「真の人類の着陸に」

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【有人月面着陸】
米、国際協調で探査目指す JAXA「真の人類の着陸に」

 1969年7月21日(日本時間)、米アポロ11号が月面の「静かの海」に着陸した。「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大いなる飛躍だ」。降り立ったアームストロング船長の言葉は、あまりにも有名だ。

 米国は61年に人類初の宇宙飛行を成功させた旧ソ連に対抗し、ケネディ大統領(当時)が月面着陸を目指すと宣言。国の威信を懸けてアポロ計画を推進し、短期間で偉業を成し遂げた。

 冷戦下の競争で生まれたアポロ計画に対し、米国がこれから目指すのは国際協調による月探査だ。十数兆円にも及ぶとみられる総費用を自国だけでは捻出できない事情に加え、将来の火星飛行をにらみ、各国の技術を結集しておこうとの思惑もうかがえる。

 米国が日本に期待してきたのは、月基地の居住棟建設だ。ただ、日本はISSの実験棟「きぼう」の建設と運用で、既に居住技術の一部を確立している。今回の着陸機構想は、その先にある「人間を運ぶ技術」の獲得が大きな狙いだ。

 JAXA関係者は「アポロでは米国が月面に着陸したが、国際協力で実現してこそ、真の人類の着陸になる」と話す。

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