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【最後の「8・15」】「悲しいよ」102歳最高齢女性

全国戦没者追悼式に臨み、報道陣の取材を受け、「戦争は嫌だ」と目頭を押さえる最高齢(102歳)参列者の芹ケ野春海さん=15日午前、東京都千代田区の日本武道館(斎藤良雄撮影)
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 「73年もたってるの。悲しいよ。苦労したから。本当に戦争なんて嫌だ」。追悼式参列者の中で最高齢となる東京都練馬区の102歳、芹ケ野春海(せりがの・はるみ)さんはそう言うと、人目をはばからず声を上げて泣いた。

 夫の博さんは昭和20年6月、沖縄・本部町(もとぶちょう)で31歳で戦死した。巡回中、米兵2人に撃たれ、腹に手榴弾(しゅりゅうだん)を巻いて自決。春海さんは「ひどい目にあったから悲しい」とぽつり。一緒に暮らしたのは数年間で、ほとんど記憶に残っていない。

 追悼式への参列は今年で4回目。90代に胆石の手術をして、心臓病やがんなども患い「今後どうなるか」という思いで毎年参加してきた。

 息子と2人暮らしで、米を売り歩く行商で生計を立てたこともある。息子の憲一さん(75)は「本当に苦労して育ててくれた。式は最後かもしれないが、長生きしてほしい」と話した。

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