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平和への願い、譲位後も

 全国戦没者追悼式に参列された天皇、皇后両陛下=15日午前、東京・日本武道館
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 終戦を迎えた8月15日を「忘れてはならない日」だと繰り返し国民に語り掛け、天皇陛下は即位以来、この日に毎年欠かさず平和を願うメッセージを発してこられた。来年4月30日で譲位されるため、全国戦没者追悼式へのご臨席は今年が最後だが、宮内庁幹部は「毎年心を込めて臨んできた思いは、いつまでも変わることはない」と語る。

 陛下は皇太子時代から、終戦の日をはじめ、広島と長崎の「原爆の日」、沖縄慰霊の日には「黙とうをささげて、平和のありがたさをかみしめ、平和を守っていきたいものと思っています」と語られていた。

 この言葉を皇后さまとともに実践し、さらに終戦の日には追悼式で「お言葉」を述べ、広島、長崎、沖縄の3県には、戦後の節目などに繰り返し足を運ばれてきた。

 平和を祈り、苦難を経験した国民に寄り添う姿勢は、平成28年8月に譲位の意向をにじませたビデオメッセージでも言及された。

 27年1月、戦後70年を迎えた年頭に、陛下は「戦争の歴史を十分に学び、今後の日本の在り方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」との感想を発表された。側近は「追悼式に出席する姿を通じ、こうした思いを伝えたかったのだろう」と話す。

 宮内庁幹部は「平成最後の節目ではあるが、陛下にとっては過去の戦争を振り返り、平和が続くことを願われる、いつも通りの夏だ」と明かした。

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