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【終戦の日】新潟では7万5000人余り追悼 遺族の高齢化進む

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【終戦の日】
新潟では7万5000人余り追悼 遺族の高齢化進む

 73回目の終戦の日となる15日、新潟県内各地でも県出身戦没者7万3534人(県調べ)や、長岡空襲の犠牲者1486人(長岡市調べ)ら一般戦災死没者の計7万5000人余りを追悼し、恒久平和を誓う。東京・北の丸公園の日本武道館で開かれる、平成最後となる全国戦没者追悼式には県内から遺族61人が参列するが、高齢化が進んでいる。

 県福祉保健課援護恩給室によると、全国戦没者追悼式の参列者は80代13人、70代41人、60代4人、59歳以下3人。昭和19年9月にビルマ(ミャンマー)のモンユアで戦死した陸軍独立輜重兵(しちょうへい)第53中隊所属、平田沢治さんの息子、時夫さん(86)=関川村=が県内遺族を代表して献花する。

 参列者最年長は18年5月に中国の河北省で戦死した陸軍独立歩兵第81大隊第2中隊所属、中條正さんの義弟、中條辰男さん(89)=南魚沼市。最年少は平田沢治さんの玄孫、平田凜君(4)=村上市。

 県護国神社(新潟市中央区西船見町)では14日、戊辰戦争以降の7万9729柱の英霊を慰める「万燈みたま祭り」が16日までの日程で開幕。約2500個のちょうちんと約150個のぼんぼりが夜の境内を光の海にしている。15日正午には打ち鳴らされる太鼓に合わせて、黙祷(もくとう)が行われる。

 新潟市南区田中の白根学習館ラスペックホールでは午前11時45分から区主催の戦没者追悼式が行われる。(新潟支局 松崎翼)

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